名作と言われるので読んでみたけどちょっと自分には合わなかった。文体が柔らかすぎるし、キリスト教を全面に押し出しているのもちょっと引いてしまう。なにより最後のクライマックスのシーンがどう考えても理不尽な感じ。人一人の身体くらいでは列車は止まらないだろうと。仮に止まるとするならその場合は今にも止まりそうな低速で動いていた場合くらいであり、それならそれで列車が脱線する心配はほとんどないし、何かにぶつかったとしても乗客に被害が出る可能性はほとんどなさそうだし。
Related Posts
本多勝一「日本語の作文技術」
読書 / 2004年5月22日
福沢諭吉「新訂 福翁自伝」
読書 / 2005年7月3日
田中秀臣「経済論戦の読み方」
読書 / 2005年1月15日
山本一郎「投資情報のカラクリ」
読書 / 2004年10月11日
山本譲司「累犯障害者」
読書 / 2011年9月10日