三浦綾子「塩狩峠」を読んだ

名作と言われるので読んでみたけどちょっと自分には合わなかった。文体が柔らかすぎるし、キリスト教を全面に押し出しているのもちょっと引いてしまう。なにより最後のクライマックスのシーンがどう考えても理不尽な感じ。人一人の身体くらいでは列車は止まらないだろうと。仮に止まるとするならその場合は今にも止まりそうな低速で動いていた場合くらいであり、それならそれで列車が脱線する心配はほとんどないし、何かにぶつかったとしても乗客に被害が出る可能性はほとんどなさそうだし。

塩狩峠 (新潮文庫)

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