PCX150(JBK-KF12)購入

ようやく普通二輪AT免許とれた!ということで最終的にPCX150を買ったので、購入までの経緯と簡単なインプレッションを。

車種選び

もともと乗っていたのがリモコンジョグでその前に乗っていたのもジョグ、ということでたかが原付ではあるものの基本的にヤマハ派なので、そうなるとシグナスXかマジェスティかなと漠然と考えていた。が、マジェスティは今住んでいるマンションの駐車場に置くには大きすぎるのと、何より値段が高すぎる。70万はちょっと二の足を踏む値段である。ということでほとんどシグナスXを買うつもりでいて、他メーカーとの比較などはまるでする気がなかった。

で、そんなとき何のきっかけかは忘れてしまったが、たまたまホンダのサイトでPCXを発見。シグナスXで若干気になっていたところはデザインがまんまスクーターなところで、個人的にはマジェスティのようないわゆるビッグスクーターっぽいデザインがいいなあ、と思っていたのだけど、PCXはデザインもかっこいいし、それでいて車体サイズもスクーターとそんなに変わらない、しかも150cc版もある、高速も乗れるよ!値段も30万円前後でシグナスXと変わらないし、と特別気になるところがなかったので、これにすることにした。唯一気になったのはフロアがフラットじゃないところくらいだった。これは乗ってみた今でも、ああフラットだったら荷物置けるのに、と思うときがしばしばあるので、できればなんとかしてほしかったところ。

購入

お店はよくわからんので、素直にドリームに行って買うことにした。車種が決まっているし、お店の人のアドバイスも否定的なものはなかったので、すんなり決定。ちなみに125ccとどっちにするかは少し迷ったが、いざというときに高速道路に乗れるのは大きいかな、ということで150ccに。あとは迷った時は大きいほう買っとけば、大は小を兼ねるだろ、と安易に考えた。

注文してから約1ヶ月くらいで納車された。人気機種なのでこれでも早いほうだったらしい。色は白にした。まあ無難な色ということで。

乗り心地

初めて乗ったときの印象は、サスペンションの硬さとライディングポジションの窮屈さに驚いた。リモコンジョグはもっとふわふわしてたし、姿勢もシートにあるタンデム用のコブのため、ポジションがリモコンジョグより前めになり悪く言えば窮屈、よく言えば無駄に姿勢がよくなる感じになる。いや~これはちょっと窮屈すぎるわ、と最初は思っていたのだが、そのうち慣れてしまった。サスペンションも走っているうちにこなれてくるのと慣れの問題でこちらも気にならなくなってくるかもしれない。

問題だったのはシートの硬さ。最初はそんなに気にならないけど、3時間ほど座っているとお尻が痛くなってしょうがない。信号待ちのたびにお尻を浮かせて痛みを和らげないとやってられないほど。リモコンジョグはそんなことなかったんだけどなあ。さすがにこれではツーリングもままならん、ということで対策方法を調べてみた結果、一番安くあがるゲルザブRを試してみることに。シートの上にかぶせて、シートの裏でマジックテープでとめて、そのまま無理やりシートトランクを閉じただけ。見てくれは悪いけど劇的に改善。3,4時間乗っていても多少痛くなるだけで(これは単に長時間、椅子に座っていればそれくらい痛くなるだろう程度)、非常に快適。見栄えさえ気にしなければおすすめ。

あと長時間乗っていると足の付け根(鼠蹊部?)が痛くなる。筋肉痛だと思うけど、ライディングポジションと関係あるのかな。

走行性能

まず驚いたのがエンジン音の静かさ。最初は本当にこれでエンジンかかってるの?と思ったくらい。リモコンジョグに比べて圧倒的に静か。低い音でルルル…という感じで鳴っており、とても気持ちよく走れる。

60km/hまでの加速は非常にスムーズ。さすがに原付とは違うなあ。下道走る分にはなんの問題もない。そこからもう一段アクセルをあけると80km/hまでゆっくり到達する。フルスロットルまで回したことないので限界値はわからないけど、自分の運転スタイル内ではなんの問題もない性能だと思う。

ちょっと気になるのが、低速運転時のエンジンブレーキの効き方。自分の予想以上にエンジンブレーキが効いてしまうケースがあって、この辺の感覚がまだいまひとつ慣れない。

あとこれはPCXに限った話じゃないかもしれないけど、横風こわい。ゲートブリッジとレインボーブリッジ(高速のほう)通った時、横風で海に放り出されるんじゃないかと思い(実際はそこまでいかないと思うけど)、死ぬかと思った。できればもう通りたくないくらい。

高速運転

東名高速、小田原厚木道路、首都高速を走ってみた。結論としては80km/h巡航がベストな感じかな。これくらいがエンジン音も無理なく気持ちよく走れる気がする。これ以上だすと、徐々にエンジン音が無理めな感じになってくるのと、車体が大きくないので安定性も悪くなり、身の危険を感じるようになる。まあ東名なら走行車線を80km/h制限で走っているトラックが一杯いるので、その後ろについてしまえば追い越しを気にすることなくのんびり走れる。

二輪で高速乗ったのはPCX150が初めてだけど、確かにスピードをまともに感じるので怖さがある一方で、路面がきれいなので下道より全然走りやすいなと感じた。これで車体が大きければもっと快適なんだろうなあ。

ちなみに首都高は、知らずに乗ったら普通車と同じだけ料金とられたので(しかもクレジットカードも使えないし)もう二度と乗らない。

アイドリング・ストップ機能

PCXの売りの一つがアイドリングストップ(IS)機能。信号待ちとかで一定時間停車すると、自動でエンジンが切れて、アクセルを回すと瞬時にエンジンがかかる、というやつだが、これが本当に瞬時にかかってびっくり。ほとんどタイムラグなくスムーズに走り出すことができる。いやーすごいな。

でも冬場や都内を走るときはバッテリー上がりが怖いのでオフにして走ってる。エンジンが切れていてもヘッドライトとかは点灯したままなので。停車回数が多いとちょっと心配。

収納

収納スペースはメットインスペースがあるわけだけど、底が浅いので思ったより物は全然入らない感じ。自分は普段はレインコートを綺麗にたたまずに雑に入れているだけだけど、それだけでも十分場所を占有してしまって、それ以上は上から押し込まないと入らない。見た目スクーターなだけに、正直もう少しスペースが広くてもいいんじゃないの、と感じる。ちなみにリアボックスはつけない予定。見た目がいまいちなので。

オプション

自分はあまりカスタマイズするのが好きじゃないのでほとんどノーマル。取り付けたオプションは
・ハンドルカバー
・ヘルメットホルダー
・ゲルザブR
の 3つ。必要最小限な感じ。あとは時計をどうしようか迷っているくらい。PCXには時計がついてないので。腕時計でもいいんだけど、即時に見れたほうが便利なんだよなあ。

まとめ

細かな不満はあるもののコンパクトで静かな点が非常に満足。末永く大事に乗れますように。

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