iComptaで家計簿をつけ始めてみた

これまで家計簿を LibreOfficeの Calcでつけていたのだけど、保存にちょっと時間がかかるようになってきたのと(数秒くらいなんだけど、自分はわりとちょっと入力してはすぐ保存するので結構気になる時間)、表計算ベースだとどうもパッとしないよな、という感じだったので評判のよさげな iComptaを使ってみることにした。

http://www.lyricapps.com/iCompta/

で、これまで約1ヶ月間使ってみて、なかなかよさそうなのでこれを常用することに決定。初期設定などは他に詳しいブログがいっぱいあるのでそれを参考にして適当に設定。以下、個人的に気になったところをいくつかまとめてみる。

Rulesの and/or条件

Conditionによってとる Actionを設定できる Rulesだけど慣れてくると Conditionに複数条件を書いて、ANDもしくは OR判別をしたくなる。で、これは簡単にできて AND条件はまあ普通に複数Condition書けば ANDになるし、ORにしたければ Conditionで Anyを選択すればそうなる。ただ全部 ANDか全部 ORしか書けなそう、つまり (A and B) or (C and D)みたいな ANDと ORを組み合わせた条件は書けない様子。まあ実際にこんな条件必要かと言われると微妙だけど。

Budgetsの duration

自分がさしあたって知りたいのはひと月いくら使ったかなんだが、これを iComptaでやるには(おそらく)Budgetsを使うことになる。で、新規Budgetsを開くと、Beginning dateと Ending dateに開始日と終了日、例えば 2012/09/01、2012/09/30とか入れると 9月分のサマリーが完成するのだけど、これだと 9月分しか作成してくれないので、この調子で毎月分設定するのは面倒すぎる。こういう場合は、Ending dateを入力せずに durationを 1 monthsと設定すると、勝手に毎月分を生成してくれるので非常に簡単になる。

Repetitionのトリガー

毎日、毎週、毎月など定期的なイベントを設定するのに便利な Repetition。何日前に Transaction化するか、つまり画面に出現させるかを一番下のプルダウンメニューで設定できるが、実際にその判定処理はどうもアプリケーションの再起動時にされるっぽい。つまりアプリケーションをずっと起動しっぱなしだと、例えば設定を 1 week beforeに設定していても 1週間前を切っても全然表示されないので注意が必要。

アプリを再起動するか、レコードを選択して右クリックから Create next occurrenceを選択する必要がある。でも後者はいちいち面倒なので前者のほうが手っ取り早いかな。

Bankの Reconciled date

たまに家具とか PCとか金額の大きい買い物をする場合、これは例えば毎月の積立金やボーナスから支払うことにしたい時がある。何をいいたいかというと、毎月の支出入に金額の大きいものを入れてしまうとその月が赤字になってしまって、それを除いた通常の支出入が適正なものだったかどうかという判断ができないのが困る。

自分の場合は全部ボーナス月にそういうのはまとめたいので、この場合、Reconciled dateにボーナス支給日を入れると Budgets計算はボーナス月でやってくれるので便利。例えば今月 iPhone5を買ったけど、これは12月のボーナスの前借りね!みたいな処理をしたい場合は Reconciled dateに 2012/12/5とかいれておけば、Budgets計算は 12月分として処理してくれる。

積立の人はどうすれば、、、だけど、その場合は積み立て用の Accountを新しく作るのかなあ。で、他の Accountから適当に Transferしてつじつま合わせをするのかしら。それくらいしか思いつかない。

その他

その他使ってみていいな、と思った点。

  • Categoryが色づけできるので、できるだけ色んな色を使ってカラフルにしてみると、家計簿入力のモチベーションアップになりそう。
  • 入力補完が地味にいい。自分は Comment欄に店名を入れるようにしているんだけど、一度入力すると次回からは途中まで入力すると予測候補に出てくる(矢印キーの上下で)ので、いちいち全部入力する必要がなく非常に便利。

こんなところかな。個人的には非常に満足してる。

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