仕事も一段落してようやく落ち着いてきたので長らくほったらかしだった、Number感想を再開してみる。まずは北京オリンピック速報号から。もう半年近く前になるのか。さすがに放置しすぎだ。
速報号ということで一つ一つの記事はあまり深く書かれていない。体操男子とサッカー男子の分析記事が比較的詳しかったくらいか。
今号の一番の見所は高川武将さんのナンバーノンフィクション。どうしてもオリンピックの話題に流されてしまう速報号に載せるのがもったいないくらい。藤田敦史の異質なほどの猛練習振りと母の死、北京五輪への思いを綴った文章は見事すぎる。今年の正月駅伝でも富士通が久しぶりに優勝したことだし、今年は藤田選手の復活の年になるのかもしれない。