先週 HDDの換装を行ってディスクが余ったので、これを機に使わなくなった過去のディスクもあわせて処分することにした。処分するにはまずディスクの中身を消去しないとね、ということで最初は ddで /dev/urandomあたりを書き込めばよいかなと思っていたけど、調べると coreutilsに gshredと専用のコマンドがあるということなのでそれを使うことにした。
まず MacPortsが入ってなかったのでインストール。/opt/local/bin以下にインストールされるので、PATHを通す。次に coreutilsをインストール。
% sudo ports install coreutils
以上で完了。消去したいディスクを外付けHDDケースに組み込んで USB経由で接続。Disk Utilityでデバイス名が /dev/disk1であるのを確認。これで準備できたのでいざ消去。
% gshred -v -n 3 -z /dev/disk1
-nの引数はランダム書き込みの回数、-zは最後に 0書き込みを行う、-vは冗長モード。20GBの HDDを消去するのに 4時間程かかった。長い。NSA方式でもランダム書き込みは 2回だから 3回はやりすぎだったかもしれない。
http://h2np.net/tips/tips3.htm
すずきひろのぶさんによると CIAや FBIレベルだと NSA方式でも無力らしいが、狙われる覚えはないのでこれでよいことにする。