ボストン・テラン「神は銃弾」

2,3年ほど前に買って読まないでほったらかしにしてあった本なのだけど、先々週、宮崎に出張する用事があり、移動時間の暇つぶしにちょうどよいかと思い、持って出かけました。

内容はというと、別れた妻を惨殺し、娘を連れ去った残虐なカルト集団を、そのカルト集団から逃れてきた女を友にして追いつめる警官の物語。

話のトーンが暴力一辺倒なので、読んでいると荒廃した陰惨な気持ちになります。特にシュールな比喩のオンパレードには、かなりお腹いっぱいです。不得意な人にはつらいかもしれません。話自体は単純で特にひねりもなく、半分くらい読んだところで全体像がわかってしまうのでどんでん返し系のミステリーが好きな人にもお薦めできません。

そもそもこれを買ったのは年末恒例の「このミステリーが凄い!」で何年か前、海外部門 1位だったからなのですが、こうしてみるとどこが 1位なのかよくわかりません。暴力、ドラッグ、カルトみたいな話が好きな人にはお薦めできるけど、ノーマルな人はわざわざ時間作ってまで読む必要はないと思いますよ。暇つぶしにはなるので、それでよければ読んでみてもいいんじゃないでしょうか。

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