大型二輪免許取得日記(22)卒業検定

今日はいよいよ卒業検定。しかし天気はあいにくの雨。教習でも1回も雨はなかったのによりによって最後は雨とは。まあでもスクーターで雨の中は何度か走ったことがあるのでなんとかなるだろう。

雨の中、電車で教習所へ。雨はあんまり止む気配はない。検定の呼び出しがあって集合。二輪検定は4人。大型二輪が自分を入れて3人で小型二輪のおばさんが1人。検定コースは1コース。どっちかというと2コースのほうが好きだけどまあ問題ない。

待合室に入って検定員の説明を受ける。担当はTさん。教習時は一度も見かけなかった人だ。20分くらいコースの説明をやって一旦解散。30分ほどおいて発着点集合となった。ロビーでちょっと休憩して移動。用意してきたカッパに着替える。軽く準備運動して発着点に集合。

順番は最初に大型二輪の3人がやってつぎに小型二輪。自分は大型二輪の3番目。最後だ。最初の1,2人目を待つが、これが2人ともよりによって自分の苦手な波状路でエンスト。一発検定中止だ(一応、最後までは走るが)。これは緊張するよなあ。いやな流れになってしまった。

いよいよ自分の番。バイクを起こしてまたがってエンジンをかけてギアをローにいれたところでエンスト。え、なんで、と思ったが教官が「サイドスタンドはらってないよ」と一言。そういえば緊張のあまりそうだった。一度降りて最初からやり直す。エンストは減点だけで済むはずだから大丈夫、と言い聞かせてもう一度。

今度はスムーズにローで発進。1Fコースへ。まずは直線40km/h。前に車がいないので楽に出せた。断続ブレーキでセカンドへ。外周をぐるっとまわって右折。信号が青なのでそのまま左折。一時停止で普通車教習の車をやり過ごす。少し車体を前に出して2台目をやり過ごす。一時停止の時点で2台目が見えていたのでそのまま待ってもよかったかも。たぶん減点ではないよな。

半周回って左折。すぐ右折なので右によせるが寄せきらなかった。信号が赤なので停止。青になったので左右確認して右折。T字路を左折。雨が降っているのでミラーが見にくい。慎重に前に出る。直線で右に寄せてスロープから2Fに戻る。

さて問題の波状路。エンストしないことを最大の目標に走り抜けるつもり。意外と半クラッチとアクセルのタイミングがよくて動力のコントロールはできていた。余裕があれば後半は1段ずつゆっくりクリアするところだけどそんなこと言ってられないのでアクセル強めで走り抜けた。エンストもなし。いやーよかった。

次はクランク。左折で入ってもう一度左が苦手なんだけど今日もだいぶ危なっかしかったがなんとかクリア。右折はなぜか問題ない。左折で道路に戻って右折。次は坂道発進。きちんと後方確認してアクセル強めでクリア。坂道降りてすぐセカンドに入れてウインカーだしてS字へ。これは簡単。次はスラローム。雨のこともありほとんどバイクを倒さずにただの蛇行で通り抜けた。1秒くらい足りなかったかもしれない。

次は一本橋。一時停止はきれいにまっすぐ停められず、すこし曲がってしまった。教官の合図でスタート。危なっかしくはなかったがここも気持ち速めに通り過ぎる。自分のカウントでちょうど10秒だったのでちょっと時間足りないかも。踏切で一時停止。そして急制動。40km/hは普通に出せて坂道のところで42,3km/hになっているのを確認して、アクセルを戻して停止開始のパイロンへ。体が通過したのを確認してブレーキ。雨なので少し弱めにかける。3番目のマークに停めればいいのだけど、たぶん2番目くらいには止まった。意外と簡単だった。

合格を確信して発着点へ。右折で入って左ウインカーで停止。ギアをニュートラルにしてエンジン切って後方確認して下車。たぶん大丈夫だろう。待機所でかっぱを脱いでタオルでヘルメットなどを拭く。

2Fに戻ってロビーで休憩。14時くらいに教室に入って待つ。14時10分くらいにTさん登場。まず大型二輪の二人に波状路エンストで不合格なことを告げる。で、自分の番で唐突に合格と言ってくれる。

やったーーー!。雨の中わざわざ来たかいがあったよー。波状路は少し早かったらしいが、一本橋はぎりぎり時間内。それ以外は何も言われなかった。ということは最初のエンストもスラロームも問題なかったんだろうか。ちなみに小型二輪のおばさんはクランクでパイロン倒したそうで不合格。

ということで4人中合格したのが自分だけになってしまった。

あとは一人だけで淡々と事務手続きや所長のありがたいお言葉を拝聴して終了。長い教習だったけどこれで完全に終わった。大変お世話になりました。

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