これまで使っていたポット(National NC-BE30)が、常時シューシューと音を出すようになり、なんだか軽い沸騰状態がずっと続く感じで、使わなくてもお湯が勝手に減っていく状態になってしまったので、そろそろ買い替えなのかなあと。まあ前回買ったのが 2004年なのでまる8年以上使えば十分だろう。
前回は Nationalにしたが、ポットというとやはり象印かタイガーだろうということで、いろいろ見てみるとタイガーから蒸気レスのポットが新しく出ていたので、蒸気レスとは変わっているなと思い、これにすることにした。
普通のポットは蒸気が上蓋の排気口?から外に出ていくので、使わなくてもそれなりにお湯は減っていくわけだが自分は昼間は会社で家にいないので、朝晩しか使わないことを考えればどうにももったいない話である(コンセント抜いて家を出ればいいのかもしれないが、そうなるといちいち夜沸騰させるのも電気代かかるしねえ)。それが蒸気レスということであればお湯が減る経路がなくなるわけでそれはいいことである。
ということで、PIA-A300に決定。これの 3リットルタイプのやつ。新機構搭載のものは一般的に枯れてないだけにそこから壊れやすい傾向があるかもしれないが、こいつは発売から1,2年経っているし2chや価格コムでもそこに否定的なコメントは見られないのでまあ大丈夫だろう。
さっそく有楽町ビックカメラで購入。家に持って帰って水道水で軽く試し沸騰。出水口から半分捨てて残りは上蓋を空けて捨てて試運転完了。以下使ってみての簡単な感想。
- 沸騰が静か。前のは沸騰時はテレビの音が聞こえなくなるほどがーがー言っていたけど、こいつは少しぼこぼこいう程度。
- お湯を出すときの音が静か。これまた静かに、またばちゃばちゃ跳ねることなくきれいに出てくる。素晴らしい。
- 給水レバーも使いやすい。前のは電子的にボタンを押すタイプだったけど、こっちのほうが押しやすい。もう少し可動域を広くしてカチッという押し込み感があるほうが好みだけど。
- まほうびんモードがある。これで家出るときにこのモードにして、帰ってきて保温モードにすれば少しは電気代節約できそう。ちなみに 90度保温状態で朝家を出て、夜家に帰ってくると、だいたい35度くらいになっている。
- 給水量も表示される。まあこれは自分の使い方だとあんまりメリットはない。インスタントコーヒーやお茶などだいたいの目分量で問題ないので。
という感じで、今のところ素晴らしい使用感。8年もたつと家電の進化を劇的に感じることができて面白い。