最強チームをつくるための組織論。
今年の NumberMVPも受賞した WBC連覇&プロ野球日本一の原辰徳監督がメイン。見ての通り、育成型の監督というより、調整型の監督。他の記事もどちらかというと調整型のケースが多い気がする。もっとも育成型が目立つためにはチームは弱くないといけないわけでしたがって最強チームではありえなくなってしまい、自然と今回の焦点からは外れてしまうわけで。
そんな中でバルサ特集はなかなか面白かった。カンテラからトップチームまで同じフォーメーション、同じような練習を行い、育成型と調整型を共存可能にした素晴らしいシステム。
後はヤンキースのキャッシュマンGMや、クラブ間の対抗意識が強かった水泳界を改善した上野広治さんなどの話がよかった。
ナンバーノンフィクションは 2002年の最強巨人軍について。日本シリーズのオーダを並べて見ると、清水、二岡、高橋、松井、清原、阿部、江藤、仁志、上原。確かにこれは最強だわ。MLB志向が進む今ではもうこんなチームは組めないのかもなあ。寂しいけど。