MasterCard スペシャルマッチ JAPAN XV vs Classic All Blacks

マーテンズ、マーシャル、スペンサーそしてロムーが来日するというからには見に行かねばなるまい、と思い秩父宮に見に行ってきた。以下メモ。

  • ジャパンの入場曲は「さくらさくら」。気合いが入らないことこの上ない。桜繋がりなのはわかるけど、もう少し勇ましいのがいいなあ。
  • ハカも生で見れた。現在のハカはバージョンが変わってしまってあんまりかっこよくないけど、今日は昔のかっこいいバージョンでやってくれて満足。欲を言えば最後はジャンプして欲しかった。
  • マーシャル、マーテンズうますぎ。マーテンズのタッチキックはほとんどスタンドに入らないほど精度が高いし、マーシャルは後半からの出場だったけど彼が入ってから明らかにゲームテンポが上がっていた。
  • スペンサーのキックパス最高。今日はこのプレーが一番凄かった。ハーフスピードで走りながら右サイドにフォローがついていることを確認すると、右足のアウトサイドで絶妙のキック。そのまま味方プレーヤーがキャッチしてトライ。自分では行けないと見るや無理せずボールをきっちり生かすのが素晴らしい。
  • ロムーは体が重そうだった。前半独走した場面でも最後は後ろから追いつかれていたし。しかしながらディフェンスに捕まってもなかなか倒れず、少しでも前に出ていたのはさすがだと思った。
  • 一方、日本はというと、いいところがまるでなかった。オフェンスはセンターがクラッシュするだけ。そこでノックオンまたはターンオーバされて終わり。ウイングがいい形でボールをもらうシーンがなく、トライを取れる雰囲気がまったくない。
  • Classic All Blacksはボールを繋ぐのが非常にうまい。あっさりクラッシュしないで、常に自分のプレーがパスで終わるように次々ボールを繋いで行く。日本の場合はとりあえずクラッシュして後は知らない、という感じのプレーが多い。スペンサーのところでも書いたけどハーフスピードで走りながら相手を探すというプレーもほとんどない。常にトップスピードで自分で無理していけるところまでいく、という感じなので一旦捕まったら、まずいい形でボールは出てこない。このあたりが超一流チームとそうでないチームとの差なのかな、と思った。

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