渡辺千賀さんの話が聞けるというので行ってきた。ブログの雰囲気からは大分さばけた感じの人なんだろうな、と思っていたけど実際その通りの人だった。話し方もブログの文体そのままで、非常に楽しい時間が過ごせました。以下メモ。
- トークの内容はシリコンバレーとブログとワークスタイルについて。
- シリコンバレーについて
- 白人もマイノリティだし、そもそもアメリカ人そのものもマイノリティ。様々な人種の人で溢れている。
- アイデアも玉石混合。犬がくわえても壊れないフリスビーやエスプレッソを高速に作る機械や一見、木に見えるけど実は石という素材などの紹介。
- 意外と情報が溢れている訳ではないので「自ら求めないと誰にも会えません」
- ブログについて
- これまで約 4年間ブログを書いていて直接仕事に結びついたのは 1件だけ。世の中そんなに甘くないらしい。
- どっちかというと仕事の実益に結びつくより、既存の知人に等身大の自分を伝えられるメリットの方が大きい。特に渡辺さんは学歴や経歴で相手に引かれることが多いらしいので。
- ブログの自画像写真は 4年前にプロのカメラマンとメークさんに頼んで撮ってもらったものらしい。うむ、そうだったのか。その割には全然そうは見えないんだが…。80年代の OLさんにしか見えない。個人的にはその前に使っていた写真のほうがよっぽどいいと思う。
- ワークスタイルについて
- 人生の幸福度は仕事のそれとプライベートのそれの和で表されるけど、重要なのは仕事の報酬は仕事の幸福度を決めるのではなく、プライベートの幸福度を決めるのだということ。なぜかは聞き漏らした。
- 質疑応答
- 「これからのライフスタイルは田舎に回帰すると思いますか」という質問で、「そう言えばこないだ Rubyのまつもとさんがシリコンバレーに来たけど、今島根では Rubyのおかげで温泉でも湧いたような盛り上がりを見せているらしい」という話になったのはちょっとうけた。