Number World Cup Germany 2006 Special Issue 3

ブラジル戦速報号。

ブラジル戦は結局見ていないこともあって、コメントはできないんだけど結果だけを見ると順当な結果なのかなと思う。

佐藤俊氏による79年組についての記事が結構問題。ちょっと引用すると、まず稲本については

ボンでの練習中は笑顔を見せ、明るく振る舞っていた。だが、練習後は固く口を閉ざし、選手の陰に隠れるようにチームのバスに乗り込む。遠藤や中田浩が嫌な顔ひとつせずにマスコミに対応する姿とは対照的で、きちんと取材を受けている遠藤を「試合に出ないのに取材受けてんで」と、からかったこともあった。

小野に至っては
“”6月12日、日本はオーストラリアに敗れた。その翌日、小笠原と立ち話をしていると、小野が寄ってきて小笠原の肩を抱きながら話に入ってきた。
“”別れ際、小野はこう言った。
“”「昨日は俺らの世代が出たら勝てたな」
とある。ま、これだけだとなんとも言えないけど率直な感想としてはもうちょっとましな態度はとれないのかい、と思わざるを得ない。こんなチームで最後を迎えることになってしまった中田もさぞかし無念に違いない。ジーコもなんとかしてやれなかったのかと思う。まさかチーム内が分裂しかかっていることを知らなかった訳ではないだろうし。

しかし考えてみると団体競技における日本代表チームの指導体制のいい加減さっぷりにはサッカーに限らずどれもひどい、というかまともな体制を組めている競技はないんではないかと思う。バスケは男女とも、選手選考すら正常に機能していないみたいだし、バレーは言わずもがな。はやくジャニーズ切って欲しい。ラグビーはねえ、多少なんとかしようとしている雰囲気はあるものの、付け焼き刃的な対処に終わっている感が否めない。宿沢さん亡き後、今後の行く末が非常に心配。野球は WBCがあったにせよナショナルチームは基本的に存在しないので例外かな。でもいまだに次期監督は長嶋さんに、とか言っているのを聞くと、まだ無理させる気なのかと思う。

オリンピックでも団体競技より個人競技のほうが活躍しているような気がするし、ひょっとして日本人は意外と団体作業が向いていないのかな。違うよな。適切な指導者を選出することの重要性に気がついていないだけなんだよな、たぶん。

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