三浦綾子「塩狩峠」を読んだ
名作と言われるので読んでみたけどちょっと自分には合わなかった。文体が柔らかすぎるし、キリスト教を全面に押し出しているのもちょっと引いてしまう。なにより最後のクライマックスのシーンがどう考えても理不尽な感じ。人一人の身体く […]
名作と言われるので読んでみたけどちょっと自分には合わなかった。文体が柔らかすぎるし、キリスト教を全面に押し出しているのもちょっと引いてしまう。なにより最後のクライマックスのシーンがどう考えても理不尽な感じ。人一人の身体く […]
戦争というと戦術や戦略がその全てと捉えられがちだけど、食料や弾薬の補給がないと何も始まらないよ、という話。過去の重要な戦争をいくつかピックアップし、そこで補給がどのように機能していたかを分析している。 個々の戦線の分析は
マーチン・ファン・クレフェルト「補給戦 -何が勝敗を決定するのか」 Read More »
ボブ・リー・スワガーシリーズ第6弾。帯にシリーズ最高傑作と書いてあったので、正月の暇つぶしも兼ねて期待して買ってみた。 で、読み終わったけど悪くはないが、やはり極大射程のほうが面白いかなあ。 銃撃戦があまり多くない。特に
スティーヴン・ハンター「蘇えるスナイパー」 Read More »
SFはあまり読まないのだけど、名作の呼び声が高いので前から気になっていた。丸善で平積みされていたのでちょうどいいきっかけということで買って読んでみた。 SF、というよりは自分は良質のミステリーとして楽しんだ。最後のオチも
ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」を読んだ Read More »
リンカーン・ライムシリーズ。原題は「The Cold Moon」。これは邦題のほうがいいかな。読み終わっても原題の意味がピンとこなかったので。 これまで同様、どんでん返しの連続で最後まで楽しめるのは相変わらず。全体的な完
ジェフリー・ディーヴァー「ウォッチメイカー」 Read More »
インドの浮浪児たちのルポ。まあ凄惨というかなんというか、とても人間とは思えない生活をしている世界が描かれている。一方で著者の立ち位置も気になってくる。結局、取材といっても金渡しているだけにしか見えないし、ときおり見せるヒ
石井 光太「レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち」を読んだ Read More »
ようやく読んだ。ルワンダの中央銀行総裁に着任した日本人総裁の業務日記。 財政赤字に苦しむルワンダで経済改革を地道に実行していく過程が描かれていて、国家の土台はどうつくるのか、経済改革はどう行うべきなのかが、実体世界をモデ
服部正也「ルワンダ中央銀行総裁日記」を読んだ Read More »
岡田ジャパン、というか日本サッカーに見られる戦術の根本的ミスについてイタリア人監督が論じた本。 中心となる主張は、日本サッカーは守備の基本がなってない、ということ。具体的には 味方との位置取りを斜め前方または後方にとるこ
宮崎隆司「世界が指摘する岡田ジャパンの決定的戦術ミス」 Read More »
読み終わった。文庫本で 1冊程度とジェフリー・ディーヴァーものにしては少ないボリューム。きっちりどんでん返しも詰め込んでいるけれども、ハッピーエンドじゃないため読後感は少しスッキリしない。あとは敵に圧倒的な悪を(少なくと
ジェフリー・ディーヴァー「獣たちの庭園」 Read More »