古川琢也+週刊金曜日取材班「セブン-イレブンの正体」

セブンイレブンの高収益のカラクリを説明する本。要点としては廃棄商品のコストをすべて加盟店側に押し付けることで、本部の利益を確保するという仕組みらしい。廃棄商品のコストを加盟店側が負担するということ自体、おかしな制度だけど、契約時にそう説明されているならしょうがないか、と思いきやその説明もない、ということでいろんな意味で悪質な仕組みになってしまっている。

後知らなかったのは、2,3年前に二輪ライダーの阿部典史さんがトラックに衝突して死亡する事件があったけど、その追突したトラックがセブンイレブンの配送車だったということ。この事件だけでどうこういうことはできないと思うけど、本書では配送業者の過酷な現実についても触れられている。

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