Number World Cup Germany 2006 Special Issue 4

ベスト8詳報号。

ここにきて代表内の亀裂に関する記事、特に小野に関する情報が集中的に取り上げられることが多くなってきた。今回も

「まあ、うちの『ボス』も自分らがやれば勝てるって言っているんで、出番が来たらやりますよ」(小笠原のコメント)

というコメントが紹介されていて、どうして小野はこんなになっちゃったんだろうと悲しくなるばかり。

小野を初めて見たのは高校3年生の時、TVKかどこかの地方局で放送していた何かのカップ戦の試合だった。それまでも fj.sports.soccer(だったかな)で静岡に小野というすごい選手がいる、という話題を目にしていてずっと気にはなっていた選手ではあった。

確かにその試合の小野は 1人だけ別世界でプレーしているかのようだった。うまく表現できないけど、ドリブル、パス、ボールの持ち方などすべてにわたって他の選手とは違う独特の雰囲気を持っていて、「これは確かに凄いな」と感心しまくった記憶がある(ちなみに試合のほうは習志野高校だったかに6対0か7対0くらいで勝った)。

ひょっとしたら単に早熟だっただけで、代表クラスの選手を高校生の中に入れたら誰でもあれくらいはやれるのかもしれない。個人的にはそうじゃない、確かに世界に通ずる何かがあった、と思いたいのだけど。誰か周りに諭してやる人はいないんだろうか。

World Cup Germany 2006 Special Issue 4

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