会社のPCに coLinuxをインストールしてみた。見積り資料を作らないといけないので本当はこんなことしている場合ではないんだが。だいたいのところは
ERROR STORM
http://www.geocities.jp/error_storm/index.html
coLinuxのインストール
http://scratchpad.fc2web.com/colinux/install/index.html
の通りにやればうまくいくので,つまづいたとこだけメモ。
block_deviceの path
パスから\DosDevicesを削除しないこと。自分は coLinuxを \dにインストールしたので,最初 path=”\d〜と書いてしまってルートファイルイメージがオープンできないよ!と怒られた。正しくは path=”\DosDevices\d:〜である。
mkfs.reiserfs
ディスクを増やすときのファイルシステム作成は
# mkfs.reiserfs --format 3.6 /dev/codb2
で作る。–formatオプションをつけないと,「カーネル2.2 or 2.4か,-vでバージョンを指定してよ!」と怒られる。自分はルートファイルシステムに2.6カーネルのものを使ったからかな。2.2 or 2.4系列であればオプション無しでも問題ないかも。あと -vはなにかの間違いだと思う。そもそも mkfs.reiserfsのオプションに -vなんてないし。
viがない
/initrd/bin/viにあります。/usr/binにも /binにもなかったのでかなりあせった。
Sargeに upgrade後
apt-get dist-upgrade終了後,リブートすると起動中にエラーが発生してファイルシステムが read onlyでマウントされる。エラーの原因は不明。consoleだとログが流れちゃうし,ログをviで開こうとしてもファイルシステムが read onlyだから tmpファイルが作れず,開くことすらできないんだもの。
/etc/fstabのエントリを次のように修正すると無事に起動するようになった。
[text]
/dev/cobd0 / reiserfs defaults 0 1
[/text]
直したのはdefaultsの部分。修正前はoption errors=ro(よく覚えてないけど,こんな感じ)となっていたが,起動時にそんなオプションは知らない,と警告が出ていたので。
あ,書き忘れたけどread onlyのままでは当然修正できないので,ディスク増設前の1GBのルートファイルで起動して,4GBディスクをマウントして書き換える方法じゃないとだめ。ディスク増設前にupgradeしちゃった人はもういっぺん新しいルートファイルをダウンロードしてきて,そこからブートすればよさそうかな。
coLinux-daemonの起動
インストールディレクトリに cdしてから,つまりカレントディレクトリをインストールディレクトリにしないと起動しないみたい。なぜだか不明だけど。