社内の開発手法セミナーに行ってきた。以下覚え書き。
- モデリングすることで要件定義をより厳密におこなえる。文章記述やポンチ絵はもういい加減卒業しろと。まあそれはその通りだ。
- OOと DOAは対立するものではないよなあ。どっちかというと前者は実装(あるいは詳細設計)よりの話で,後者は設計よりの話だし。
- モデリングのアプローチはボトムアップとトップダウンの 2種類ある。前者は As Isな手法。帳票上のデータをもとにすることが多く,手をつけやすいことはつけやすいが,往々にして上っ面を撫でたものになりがち。トップダウンは業務のあるべき姿,本質を捉えモデルにする。
- もちろん理想はトップダウンだけど,最初は難しいと思うのである程度形ができるまではボトムアップで進めて,その後トップダウンにするような方式がいいんじゃないかと思う。
- トヨタは縦割り。最低限前後の工程は見るけど,あとは部分最適で突っ走る。要するに部分最適を追求すれば全体最適化が進むような組織化が重要だと。全体のバランスを見ながら部分最適をおこなわなきゃいけないのは組織にしている意味がないよ。
こんなところ。