4-15 就任式(後編)(INAUGURATION: OVER THERE)

で、後編。それなりにきれいにまとまったけど、いくつか細かいところで気になってしまって、もうひとつのめり込めなかった。

まず、バートレットがクンドゥーへの軍事介入をスタッフに伝えるシーン。バートレットの話はさすがの出来映えだったけど、話を聞くやいなやスタッフが一斉にその場で打ち合わせを始めるシーンは、ちょっとわざとらしすぎて白けた。それ以前におもちゃの兵隊の映画を見て軍事介入を決意するのもよくわからなかった。アメリカの軍隊は飾り物じゃない、おもちゃじゃないんだ、とでもいう意味なのかなあ。

宣誓で使う聖書もあれだけこだわっていた割に、最終的には図書館にある普通の聖書になっちゃうし。なんかなあ。あのこだわりはなんだったのかと。あと最高裁判事?だったっけかな。コメントが詩の形式をとっている件も最後で何か絡んでくるのかと思っていたら何事もなくスルーされているし。

とはいうものの、いい話もいくつか。ドナを皆で迎えにいくシーンは心なごんでよかったかな。こういう大の大人がはしゃぎ回るシーンは大好き。この場にサムがいないのは少し寂しいけど。ドレスアップしたドナもきれいだった。ダニーがこういうおバカシーンに結構はまっていたのも新たな発見。

ウィルの広報部次長就任のシーンもなかなか。頑張ってたもんなウィル。いい仕事して、それが認められる。今ではそれなりの地位についてしまっている現スタッフではなかなか描けないだろうだけに、いいエピソードだった。他の日のあたっていないスタッフの活躍も見てみたい気がする。マーガレットとかジンジャーとか。あ、ドナもか。ドジ踏む話は多いけど、いいところ見せるシーンは少ないから。

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