トップリーグを見に秩父宮ラグビー場に出かける。東芝府中対ワールドと神戸製鋼対NECの 2試合。バックスタンド側での観戦。メインスタンドは一杯で取れなかった。まあでも 2500円で 2試合見られるのだから十分安いのだけど。
まずは東芝府中とワールド。東芝府中は安定感を感じる。ディフェンスは強いし、ミスも少ない。攻撃がバツベイ、オトの個人技頼みなのがやや苦しいか。ワールドはあまり印象に残らなかった。オフェンスもディフェンスもそれなり、という感じ。メンバーは本多、大西、由良などそこそこ有名どころをそろえているのでもう少しやれてもおかしくないと思うのだけど。後半、勝敗がほぼ見えてからお互い集中力が切れたらしくノックオン合戦になったのはまいった。
で、メインの神戸製鋼と NEC。選手入場でサッカーみたいに子供達と手をつないで入場。初めて見るけど去年もやってたのかな。サッカーと違って 1チームずつの入場なので、絵的にはかっこよくない。というかかなり無理がある。
試合は NECの圧勝。神戸製鋼も弱くなったけどそれ以上に NEC強くなった。特に辻とファンデルベストハイゼンのハーフ団は国内最強と言ってもいいと思う。辻は速くて正確なパスを投げるし、ファンデルベストハイゼンは走ってもよし、パスもよし（特に投げるタイミングが絶妙）でトップリーグのレベルから頭 1つ抜けている。今日はファンデルベストハイゼンを見られただけで十分満足だった。
神戸製鋼はかなり重症。1次攻撃で簡単にゲイン切られるし、攻撃も個々の単発な突進に頼るのみ。連続攻撃を重ねていく度にバックスの人数が減っていくし。サイズ的にやや小さめなのも気がかり。若手の成長もいまいちみたいだし（野澤を久々に見たけど全然目立ってなかった）、増保監督も来年以降頭痛いだろうな。
帰りは連れが焼肉食べたいというのでまた叙々苑に。2日続けては贅沢すぎる。慎まないと。