山本一郎「情報革命バブルの崩壊」

少し前に読み終わっていたもの。切込隊長さんの本。簡単にまとめると

  • ネット住人は貧民層がメイン。
  • ソフトバンクモバイルの倒産は時間の問題。
  • 携帯分野もプレイヤーが多すぎ。せいぜい 2社で十分なのでは。
  • いわゆるネットの無料文化の一方でインフラ利用が定額制という現実はもう限界。課金の仕組みをいいかげんになんとかしないと。

あたり。自動車や電機を見ても思うけど、総じて日本の産業界はいちいちプレイヤーが多すぎるように感じる。むしろプレイヤーの少ない業界はあるのかっていうくらい。なんというか倒産や整理統合など、いったん生まれたものを消滅させることにものすごい抵抗感がある気がする。個人的にはそういう未来への発展的変化は大歓迎なんだけど。

とはいえ、この辺は生活に直結するところでもあるので難しい。いくら組織的に不要だからといっていきなり首にするのも道徳的にどうかと思うし。社保庁でもそう思うよ。早く国民年金は消費税方式に切り替えて、社保庁は解散させて欲しいと思う一方で。

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